近年、よりオープンに性の悩みやデリケートゾーンのケアなどが語られ、多くの女性向け商品やサービスが提供されるようになりました。今回は、YLおすすめのフェムテック商品と当店一押しのプレジャーエステについてご紹介します。
商品数が増えたフェムテック業界
「フェムテック」や「フェムケア」とは?
「フェムテック」や「フェムケア」という言葉を耳にしたことはありますか?日本では2020年頃からコロナ禍で在宅時間が増え、これらの言葉に注目が集まるようになりました。
フェムテックとは、「女性(Female」)と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語で、2013年にドイツのベルリンで誕生しました。「Clue(クルー)」という妊娠可能日計測アプリを開発・販売をスタートさせた企業が、市場分類を明確化する為に新しく使用し始めて以来フェムテック市場は拡大し続けています。
フェムケアは、そのフェムテックの中のひとつの分類です。気軽にクリニックへ行きづらくなったコロナ渦において、自宅でのセルフケア、ヘルスケアに注目が置かれました。同時に、女性特有の健康課題を解決するフェムテックも注目されるようになったのです。

女性らしさの維持にも繋がるフェムケア
フェムケアとは具体的にデリケートゾーンのケア商品やサービスを示唆することが多く、YLが提案する「プレジャーエステ」もそのひとつです。
女性は年齢を重ねると共に、膣の乾燥、膣の緩みから尿もれなどのトラブルで悩むことも…。フェムケアを日常に取り入れ、しっかりとお手入れを続けることで膣のトラブルも減少します。
膣の乾燥を防ぐと吸収力が高まるので、肌も潤い、イキイキとします。結果、いつまでも若々しい「現役感」の色っぽさを持ち、女性らしさの維持に繋がります。
おすすめのケア&ケア用品
膣の乾燥を防ぐには、デリケート専用のウオッシュで外陰部を洗浄後、保湿が基本です。
身体全体に使用する石鹸はアルカリ性で刺激が強いので、沁みてしまったり、ph値を乱します。すると、自浄作用の低下からかゆみやにおいを引き起こしてしまうこともあります。
保湿はジェル、クリーム等色々な種類が出ていますが、オイルで優しくマッサージするのがおすすめです。YLはirohaと提携しており、心も一緒にケアできる商品を取り揃えています。
YLが提案する「プレジャーエステ」
女性用風俗ではなく、なぜプレジャーエステなのか。長年、日本では下品なものとして扱われてきた「風俗」という言葉だけで、女性の性の健康や、快楽を得ることについての話題を片付けることはできません。
WHOも定めている「性の健康」
WHO(世界保健機関)は、性の健康は生活の質の一部であると認めています。性の喜びや満足は、幸せな生活(well-being)を送ることにとって必要不可欠な要素です。
フェムテックはおおよそ7つの分野がありますが、今回は「セクシャルウェルネス(セルフプレジャー、快楽など性的満足を促す分野)」そして「メンタルヘルス(身体と心の幸せを考える分野)」についてフォーカスします。
長年タブー視されてきた女性の性
「性の健康」の中でも特に、「女性の性」について語られることは長年タブー視されていました。今もなお取り上げづらい話題であったり、話す場が少なく、性教育も十分ではありません。
学生の頃に受けた性教育の中で、PMSや女性が選べる避妊方法、女性視点での快楽について教えてもらうことはなかったですよね。
歴史的に見ても、宗教上のコントロール等の背景から「女性の生理は汚いもの」と認識されたり、女性が性的な関心を抱くことが下品であるというイメージを持たれたりしました。
プレジャーとは精神的、感情的なことでもある
セルフプレジャーとは自分で自分に快楽を与えてあげることですが、「プレジャー(快楽)」とは肉体的なことだけではなく、精神的・感情的・親密的なことでもあります。
例えば、性的関係を持つ際に、身体が物理的に反応していても心地良いと感じず、精神的・感情的・親密的に満たされていないのであれば真の意味での快楽ではありません。
逆に、性的関係を持たずとも、手を繋いで歩いているだけで肉体的・精神的・感情的・親密的にあなたが心地良いと感じ、満足しているのであればそれは「快楽」と認識して良いのです。

快楽について話すこと
パートナーと自分の心地良い共通点を見つけ、お互いに満たし合うことができたら最高ですよね。その為にはまず、自分自身が何が好きで、どんなことが心地よく快楽に繋がるのか知ることも大切です。
前述したように、女性が性的な話題を話すことはタブー視されてきていた歴史的背景があります。しかし、快楽について知り、話すことは身体・心の健康にとっても重要なことなのです。
不安を話し辛い「性の悩み」
そして快楽を得る為にもうひとつ大切なことは、「性の悩み」を話せる環境です。見た目などの肉体的な悩み、パートナーとの精神的な問題など、心に抱えていることはありませんか?
悩みは不安に繋がり、快楽を引き出す際の壁になってしまうこともあります。「性の悩み」についても話すことがタブー視されてしまう傾向があり、それにより、実は抱えているのに気がついていない悩みもあるかもしれません。
YLは安心してお話いただける環境を用意しています。在籍のスタッフは全員、どんな悩みにも驚かずあなたを受け入れ、一緒に解決できるように向き合いますので気兼ねなくお話ください。
セルフプレジャーをより楽しむ為に
自分自身にとっての快楽を知り、悩みを受け入れる・受け入れてもらうことでセルフプレジャーをより楽しむことができると思います。「セルフ」という言葉に注目してみましょう。
自分の気持ちや心のメンタルケアとして瞑想してみたり、自分の身体の好きな部分を見つけ自信を持つことでもセルフプレジャーの質が上がります。鏡を使い、身体や表情を褒め、愛してあげることもおすすめの方法のひとつです。
また、セルフプレジャーと聞くと性的なイメージを持たれるかもしれませんが、性的な関心を持たないことも自然なことです。自分を癒す行為であれば、それが性的な行為でも良いし、推し活でも良いし、好きな人と話すだけ、一緒に眠るだけでも良いのです。
YLにはフェムケアの相談もできるセラピストが在籍
女性用風俗店ではなく、「プレジャーエステ」専門店。その他のお店とYLが大きく違う点は、セラピストたちがフェムテック、フェムケア、女性のライフステージごとの身体変化、今回取り上げた快楽についてもしっかりと勉強し、理解している点です。
気になることがあれば気兼ねなく、ご相談いただける環境をご用意しております。また、マッサージ、お泊まり、デート、電話等内容が充実しており、ニーズに合った「プレジャー(快楽)」を満たす、ぴったりなコースが見つかります。
ご利用方法もあなた次第。プレジャーエステの施術を受けるのはもちろん、お話をするだけ、食事に行くだけ、デートを楽しむなどもOKです。セラピストと一緒に新たな快楽を見つけるのも良いですね。
女性のライフステージにおける様々な問題も解決する「フェムテック」の可能性
女性のライフステージは大きく「月経・生理」「妊活・不妊」「妊娠・出産・産後」「閉経・更年期」と分かれています。フェムテックが注目されてから新しく販売開始された商品は数多くあります。
ナプキンやタンポンを使用する必要のない生理用ショーツ、生理予想アプリ、妊娠可能日チェッカー、セックスをせずとも妊娠を可能にするシリンジや卵子凍結サービス、産後に気になる膣の緩みを軽減する膣トレーニング用器具、更年期障害を助けるサプリなど…
最近では、大手の電化製品販売店もフェムテックコーナーを開設しました。女性の社会進出も応援し、ライフステージごとに発生する悩みを軽減、解決する為のフェムテック商品はこれからも増え続けていくでしょう。
しかし、フェムテック市場が広がり、可能性を高める一方で、女性の性について抱える問題はまだ多くあります。
タブー視される話題、悩みを話せる場の少なさ、レイプ被害、性差別、女児を性対象にする傾向がある日本のセックス産業などです。
時代は進んでいるように見えても実際は、心の中に問題を抱えたまま、話せず悩み続けている、生きづらい思いを抱えている女性も多くいるのが現状です。
そして実は、フェムテックという言葉にもすでに少しずつ変化が起きています。多様性のあるこの時代において、LGBTQ+の対象である人々にとっては「フェムテック」という言葉に共感しづらいという声も…。
そのような声や、あらゆる性のニーズに応える為に「Equality Tech(平等なテクノロジー)」「Gendered Innovations(ジェンダーイノベーション)」という言葉を海外で聞き始めるようになりました。
ジェンダーギャップの解消という部分では同じ目的である為、今後フェムテックという言葉はなくなり、新しい言葉に置き換えられるかもしれません。
テクノロジーの進歩で解決できることも多くありますが、テクノロジーだけでは解決しきれない悩みの相談、心を満たす価値の提供、親密的な部分でのケアを、YLはこれからもサポートしていきます。