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ライフステージごとのおすすめフェムテック商品。タブー視する時代は終わり!

長い間、話題がタブー視されてきた女性の身体の変化。様々な社会的変化やフェムテックへの注目などで、悩み解決の商品がみられるようになりました。今回は、ライフステージごとにおすすめのフェムテック商品をご紹介します。

身体の変化をよりポジティブに過ごすために

まず、フェムテックとは「女性(Female」)と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語です。女性特有の健康課題を解決する市場や商品のことを指しています。

  • 女性ホルモンとは

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、卵巣で作られています。妊娠や出産のための機能や身体をつくるための役割を担い、月経もこのホルモンによってコントロールされています。

年齢によって分泌量が変化し、この変化が月経、妊娠、閉経などを引き起こしています。一生のうちに分泌されるホルモン量はなんと、ティースプーン1杯ほど。ごくわずかな量で作用しているのです。

  • ライフステージとホルモンバランス

女性ホルモンは8歳頃から少しずつ分泌されます。日本の平均初経は12歳ですが、この頃に初めての月経を迎える女性が多いです。ちょうど思春期を迎える時期でもあり、毎月の月経もまだ安定しづらいため、心身のバランスが不安定になりやすい時期です。

10代後半からは成熟期と呼ばれ、ホルモンの分泌が安定し、分泌量もピークを迎えます。結婚や出産を迎え女性らしさがピークを迎える方が多いのに対し、月経困難症などホルモンバランスによる病気も増えやすい時期です。

その後、プレ更年期、更年期を迎えます。プレ更年期では、女性ホルモンの分泌が徐々に減少し始め、更年期になると止まります。長年、身体を支えてきたホルモンが減少することで、心身の不調が現れやすくなります。

  • フェムテックができること

これらのホルモンバランスの変化で現れる悩みの解決を手助けしてくれるのが、フェムテック商品です。2020年は日本のフェムテック元年と呼ばれています。2022年10月には、フェムテックに関わる企業が一同に集まる展示会も初開催されました。

コロナ禍で家で過ごす時間が増えたり、気軽にクリニックに行きづらくなったことからセルフケアに注目が集まり、外出先では気軽に使い始めづらいフェムテック商品を試す人が増えました。

女性特有の身体の不調や不快感を、少しでもポジティブに過ごすための商品がここ数年で多く登場しています。お馴染みの生理用品も進化しており、不快感の軽減を目指したショーツは大手ブランドも販売開始したほどです。

ライフステージごとにおすすめのフェムテック商品

女性は大きく、初潮、妊娠・出産、閉経というホルモンのバランスが大きく変化しますが、それぞれのライフステージごとに身体の変化を楽しみ、より快適に過ごせる為のアイテムを紹介します。

  • 生涯の月経回数が増加している現代社会

明治時代初期の女性の月経回数は約50回。それに対し、現代女性の月経回数は、なんとその9倍、約450回です。フェムテック商品の進化や増加も自然なことですね。

月経回数が増加した原因は主に3つあります。1つ目は、初潮を迎える年齢が早まったこと。昔は栄養状態が悪く、初潮を迎える年齢も15〜16歳だったようです。

2つ目は、子供を産む年齢が遅くなり出産回数も少なくなったこと。10代の終わり頃から妊娠・出産を続け、平均で5人の子供を産んでいた時代から、30歳前後で平均1.5人を産む時代へと変化しています。

3つ目は、寿命が伸び、閉経年齢が遅くなったこと。現代の平均閉経年齢は50歳。栄養状態の改善や医療の進歩により、平均寿命が伸びていることも原因です。明治時代初期の平均寿命は50歳以下でした。

  • 月経期間をより快適に過ごす為に

そんな月経回数が増えている現代だからこそ、より快適に過ごすためのアイテムが多く登場しています。生理用品というと紙ナプキンやタンポンが主流でしたが、最近では布ナプキン、月経カップ、月経用ショーツなど選択肢が増えています。

手洗いが面倒というデメリットはありますが、布ナプキンは温かく身体を冷やさないので、生理痛が辛い方にもおすすめです。月経カップは、合う・合わないがあるため、まずは色々な形状を試して自分に合うものを探してみてください。

経血量の多い期間はナプキンやタンポンを使い、経血量が少ない期間になったら月経用ショーツに切り替えるなど工夫し、ブルーデーをより快適に過ごしましょう。

  • 妊活・妊娠・出産の悩み

妊活期間・不妊治療中の悩み、また妊娠中から出産前後においても心配や不安などの問題を抱えやすい時期となります。身体の悩みだけでなく、パートナーとの関係で悩みを抱えることもあるでしょう。

妊活中であれば、いつ妊娠できるのだろうという不安や、不妊治療の費用、セックスの義務化…妊娠中はつわり、出産や育児に対しての不安。出産を終えてからは、抜け毛、尿もれなどの身体の悩みや、慣れない育児での寝不足など様々です。

女性のライフイベントの中でも、非常に変化が大きく、心も身体も影響を受けやすい妊活〜出産前後の時期。なるべくストレスを減らして過ごしたいですよね。

妊活をサポートするフェムテック商品

性交後、精液の流出を防いでくれる膣内カップ、膣内射精をせずとも妊娠を試みることができるシリンジ、妊娠しやすい時期を教えてくれるデバイスなど、妊活をサポートしてくれるフェムテック商品が進化、販売されています。

女性側の悩みに寄り添う商品だけではありません。精子の状態を自宅で気軽にセルフチェックできる検査キットなど、まだ数は少ないですが男性側の悩みに寄り添う「メンテック市場」も拡大してきています。

また、セックスを楽しむためのグッズも妊活をサポートするフェムテック商品のひとつです。妊活中のセックスは自分にもパートナーにとっても負担になることがあるため、お互いがいつも良い気分でいられるような工夫も大切です。

YLでも取り扱っているスマートバイブリング(SVR)は、パートナーとお互いに楽しめるアイテムでおすすめ。パワフルな振動ながら、コンパクトで可愛らしい見た目は雰囲気も壊しません。

  • 妊娠〜出産前後までに取り入れたいフェムテック商品

医療テクノロジーの発達は著しいにも関わらず、妊娠や出産に関しての分野はなかなか発展せず、未だデータ不足であるそうです。そんな中で、陣痛トラッカーと呼ばれるデバイスやアプリも登場しています。

スマホ上で簡単な操作での確認ができ、冷静ではいられない状態の時も使用しやすい商品です。フェムテック商品というと、生理用品を多く思い浮かべるかもしれませんが、出産前後に取り入れたい商品も増えています。

骨盤サポートベルト、搾乳サポート機器、吸水ブラ…そして産後の悩みに多い、尿もれ防止のための骨盤底筋を鍛えるトレーニングキットなど環境の変化に心強い味方がたくさん揃っています。

  • 長年タブー視されてきた話題のひとつ「更年期」

長年タブー視されてきた話題のひとつに「更年期」があります。少し前までは、恥ずかしいこと、話してはいけないことのように扱われてきたこの生理現象ですが、近年は少しずつオープンな話題になってきました。

寿命も長くなり、閉経前後の期間は今や誰しもが通過しなくてはいけない経験です。人それぞれ経験する症状は異なりますが、一般的には月経周期が乱れたのち、閉経を迎えます。女性ホルモンの減少により自律神経も乱れ、身体に様々な変化や不調が起こります。

この時期に起こる身の回りの出来事も影響し、イライラなどの原因になることも…しかし、更年期障害は耐えないといけないものではありません。クリニックなどへの相談で更年期障害の症状を和らげることも可能です。

  • 更年期をより楽しくするフェムテック商品

クリニックへ行くほどでもないけれど、悩みはある…という方に、気軽に取り入れやすいおすすめ商品を紹介します。1つ目は更年期に適したインナーです。多くのブランドからおしゃれで機能性に優れた寝汗対策や通気性の良いインナーが販売されています。

2つ目は膣ケアアイテム。更年期になると膣がより乾燥しやすくなり、かゆみやセックス中の出血などが起こりやすくなります。膣用の石鹸で優しく洗った後は、保湿ローションで保護してあげるのがおすすめです。

この他にも、手首に腕時計のように着用しボタンひとつで暖かくなったり冷たくなったり、体温調整をサポートしてくれるデバイスなどもあります。今後も更年期をサポートするフェムテック商品に注目です。

  • 実は男性もある更年期

あまり知られていませんが、男性も更年期障害を経験する場合があります。女性ほどホルモンバランスの変化は激しくありませんが、男性ホルモンの分泌量が減少することにより発症するのです。

また、女性の更年期障害の場合は閉経期間の前後ですが、男性の場合は40代以降で発症することがあり、長く続きます。性機能の低下や、女性と同じく、ホットフラッシュや睡眠障害、不安感といった症状も見られます。

更年期は長年タブー視されてきた話題です。しかし、男性も女性も経験する可能性があること。お互いに理解し合い、より話しやすい話題になることを願います。

身体と心の悩みを解決するきっかけとなるフェムテック×プレジャーエステ

女性の身体は年齢とともに、大きく変化しています。妊娠・出産などの大きなライフイベントはもちろん、毎月の月経や、閉経前後の更年期…その時々によって悩みも違います。その悩みを解決するのが、フェムテックです。

「女性(Female」)と「テクノロジー(Technology)」を組み合わせた造語ではありますが、「女性の心と身体に関係するタブーを変容する」商品やサービスであればフェムテックに含まれるという見解をしています。

「女性の心と身体に関係するタブーを変容する」という点では、プレジャーエステもフェムテックに含まれると考えており、もっと気軽に悩み解決の場として利用していただきたいのです。

セックスレス、いつまでも女性らしくいたい、異性に癒やされたい、悩み相談、一緒に眠って欲しいだけ…など利用されるお客様のきっかけは様々ですが、どんなきっかけでも大丈夫です。

悲しいことに、更年期障害を迎えてから、パートナーから女性として扱ってもらえないという声を聞くこともあります。YLはご利用いただける年齢の上限はありません。年齢を気にせずセラピストに要望をお伝えください。

女性が抱える特有の辛さは「我慢して、耐えることが当たり前」ではありません。ひとりで抱え込むことが解決策ではないのです。自分を癒す方法をひとつ持ち、セルフケアを行うことで前向きになることができたり、ストレスが軽減したりします。

生きている以上、身体や心の変化をはじめとする悩みは尽きませんが、ぜひ必要に応じて、様々なフェムテックの商品やサービスを使ってみてください。その中で自分に合ったものを見つけ、今より快適な生活を送っていきましょう。

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